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FASHION

コラムVol.111『19S/S カラーコーデ 2TOP』

 

 

今夏はラテカラーが旬

 

 

ストリートから「色」が少なくなっている2019年夏。派手な色は鳴りを潜め、淡い色が目立つようになった。中でも「ラテカラー」と「ホワイト」が多く見られ、今年のファッションの鍵であることを感じさせる。ちなみにラテカラーとはオフホワイトやベージュ、薄い茶色など、ミルキーでラテのような同系色を組み合わせた色のこと。ラテカラーは長く「膨張色」として避けられてきたが、2019年の筆頭カラーコーデとして君臨した。

 

 

人気の理由

 

 

ラテカラーはガーリーで繊細なスタイルも、カジュアルでメンズライクなスタイルもジャンルレスに着こなせるのが人気の理由。このカラーコーデが、注目を集める理由は他にもいくつかある。

 

・統一感が演出できる

・ハイセンスに見える

・ほっこりとした愛らしい印象を作り出せる

など。

 

 ラテカラーは上品で大人なイメージと可愛さを共存できる優秀なカラーコーデで、幅広い年代から受けがいい。

 

 

数年を経て復活したオールホワイト

 

 

ラテカラーに続いてトレンドなのが、「オールホワイト」でまとめたワントーンコーデ。以前流行った時は2013年だが、年々衰退していき56年経った20182019年に復活した。しかし、6年前に流行った時とは明らかに違う部分もある。例えば合わせる小物類。2013年はオールホワイトに黒・赤の靴、バッグを合わせるのが主流だったが、2019年はアクセントカラーにシルバーを入れる人が多い。同系色だが「締め色」としての役割を担っている。